島根県大田市での応急危険度判定はエリアを設定して実施し公表しています。

島根県西部で発生した震度5強の地震。

この地震は南海トラフ地震の予兆だという設もネットでは流れています。
地震はいつ、どこで起こるか分からないというものなので、死なないために何ができるかということが重要です。
地震が発生すると行われるのが当たり前となっている、応急危険度判定ですが、すでに4千戸あまりの被災建築物応急危険度判定が島根県、鳥取県の協力のもと、大田市が実施しています。

リンクは以下の通りです。

被災建築物応急危険度判定のエリア判定対象地域の実施状況について

http://www.city.ohda.lg.jp/disaster_prevention/emergency/184

このエリアとは、

http://www.city.ohda.lg.jp/files/original/201804161437471329d81531b.pdf

などであり、必ずしも市の全域を対象として実施している訳ではありません。


「4月11日から実施している「被災建築物応急危険度判定」について、被災建築物が集中している大田町、川合町、久手町、波根町及び三瓶町志学の一部の地域は、エリア全体の住居を調査対象とし、判定を実施しております。」


とあるように、住宅がある程度密集しているといころに絞っているのです。

そこが全数調査を行う罹災証明と異なるところです。

地震からすでに1週間であり、そろそろ罹災証明のための調査に移行する時期です。


その結果は、

地震被災地建築物応急危険度判定の状況

(17日15時現在)

(累計)調査件数 3,444
 うち、
  赤(危険)     93
  黄(要注意)   387
  緑(調査済) 2,964

となっており、2.7%が赤=危険との結果となっています。

ただし、赤というのは所謂、全壊、レベルのものではないと考えられ、多くは一部損壊程度ではないかと思います。
実際、以下の記事においても、ほとんどは一部損壊ではないか、というふうに報道されています。
なお、報道においては、相変わらず何の根拠もない「余震」という言葉が使われているのは最悪です。
「余震」ならもうすでに起きた以上の地震はこない、と考えてしまうので、極めて危険です。
地震はいつ起こるかも、いつ収まるかも分からないのです。

大田市で2階建ての木造住宅で不安な場合には、2階で寝る、という習慣を身に着けてほしいものです。

もっとも島根県は平屋の木造住宅も相当あるように思いますが。


参考)Yahoo!より、

<島根・地震1週間>建物被害1017件 余震警戒も

4/16(月) 19:34配信 毎日新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180416-00000081-mai-soci

記事より、

・島根県大田(おおだ)市で震度5強を観測した9日未明の地震から1週間。市内は建物被害1017件が報告され、世界遺産・石見銀山遺跡の神社も一部が損壊した。余震警戒の宿泊キャンセルもあり、観光業者からは懸念の声も漏れる。

・同市久手町波根西の居酒屋「のどくろ」は、応急危険度判定で「立ち入りは注意が必要」とされた

・県によると、地震によるけが人は大田市や出雲市などで計9人。大田市内は断水世帯も14日までに解消したが、余震を不安に感じる住民数十人が夜間は避難所に通っている

・市内にある温泉津(ゆのつ)温泉で、9軒が加盟する旅館組合の金崎公一組合長(55)は「地震の被害はないが、12日までに66件の予約キャンセルがあった。客足が鈍るのが心配」
img06.png

追記)なお、4月18日現在、家屋等被害で前回は0戸です。応急危険度判定で危険としれた赤が100近くあるのには違和感を感じざるを得ません。

■家屋等被害状況とりまとめ(17日21時現在) (単位:件)
    全壊    半壊    一部損壊    その他     計
住家   0   65以上  916以上  306以上  1,287以上
非住家  0   26以上  -      127以上  153以上 
合計   0   91以上  916以上  433以上  1,440以上

出典 大田市のHPより、
http://www.city.ohda.lg.jp/files/original/20180418203702608a307c68b.pdf

この家屋党被害状況というのは大田市が取りまとめているのですが、この数はどのように数えているのか?
応急危険度判定のように場所を決めて個々の建物をチェックしているとすれば、そのような調査で十分な気がしています。
熊本地震での、前震を本震と間違えて、危険な状態の家の1階で寝ることを勧めるということが無いように、少しでも不安や心配ならば「2階で寝る」ということを徹底することのほうが、応急危険度判定より遥かに重要なことなのです。。

「2階で寝よう」

いつでも、どこでも、木造住宅なら当てはまるシンプルな防災のための「行動」なのです。

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