熊本地震でも古い木造住宅の1階がぺしゃんこになって圧死したのが直接死のほとんどという現実

平成28年に発生した熊本地震
阪神・淡路大震災の本当の意味での教訓が果たして活かされたのでしょうか?
本震が平成28年4月16日で、4月14日時点では余震と言われた地震であり、震度7、マグニチュード7.3の大地震が古い木造住宅で高齢者の多い益城町周辺を襲った地震です。
余震と言われる4月14日の地震でも震度7、マグニチュード6.5であり、2日間という短い間隔で震度7を記録するという大きな地震でした。
実際にM7.3という規模は阪神・淡路大震災の兵庫県南部地震と同じ規模です。
耐震性の低い古い木造住宅×高齢者という構図は阪神・淡路大震災の時の全く同じで、このような地域は日本全国にはまだまだ数多く存在するのが実情です。
阪神・淡路大震災並みの大地震であり、被害が大きかった地域はまさに阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた地域と同じような被害が起きています。
ある種、大地震の際には見慣れた光景が熊本県益城町を中心に広がっていたというのが熊本地震です。
以下、https://kumamoto.photo/ キロクマ というサイトから写真をいくつか紹介します。
益城町で倒壊した木造住宅の姿です。
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これらを見るにつけ、少なくとも「2階で寝よう!」という行動を多くの古い木造住宅・木造アパートにお住いの方に心がけていただければと強く思うのです。

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