2階で寝よう!と同じことが2階で過ごしてということ。
もっとも、このケースは地震ではなく台風、水害、土砂災害対策としての話。
だが、このことからも分かるように、住宅の2階で寝るほうが災害に対して安全ということがあるということはもっと多くの人に知ってもらいたいことなのです。
これは、災害の時にどのように2階建ての木造住宅が壊れるかと関係していることは明らかです。
多くの災害では、1階が潰れる、被害を受ける(浸水や土砂が流れ込む)ということで、2階は多くの場合、残り、また、被害を免れそのまま残るのです。
よくある光景である1階がぺしゃんこになり、2階だけ残った災害後の2階建の木造住宅の姿を思い出してほしい、また、災害の映像を見る時に意識をしてほしいと思います。
Yahoo!より、
記録的な暴風・高潮のおそれ 台風24号、西日本上陸へ
9/30(日) 16:40配信 Fuji News Network
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20180930-00402050-fnn-soci
記事より、
・台風24号について、警戒が必要なポイントを木村雅洋気象予報士に
・今回予想されるのが3.9メートルのため、伊勢湾台風に匹敵するくらいの高潮になりそう
・接近が夜と重なるため、家の2階以上で過ごすなど、対策が必要になる
ということなのです。
浸水の可能性があるので1階に寝るのはダメ。2階で寝ることで台風による浸水対策が可能ということ。
台風は突然発生する訳ではなく、じわじわと近づいてくるので事前の対策として、2階で過ごすようにという呼びかけでいいのですが、地震の場合はいつ、どこで起こるかがさっぱりわかりません。
ですから、地震の場合は、地震に備えて、常日頃から2階で寝ることが大切なのです。
2階で寝よう!2階で過ごそう!
同じことですが、災害に対して1階で寝ることを避けることが有効であることを多くの方に知ってもらえれば幸いです。
参考)
NHKオンラインより、
台風接近 避難する際の注意点は
10月01日 08時33分
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20181001/0004413.html
記事より、
・避難する際の注意点です。
・避難しようとした時に、すでに浸水が進み、周辺で土砂崩れが発生するなど、避難所に向かうのが危険な場合は、川や崖から少しでも離れた近くの頑丈な建物に移動することも一つの方法です。
・自宅にとどまらざるを得ない場合は、最後の手段として、建物の2階以上や崖や斜面と反対側の部屋に移動することで安全を確保できる場合もあります
かなり留保付きですが、土砂災害に備えても2階のほうがまだましというのがNHKの台風に備える際の注意点です。
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