北海道で震度6弱。マグニチュード5.8。※気象庁が2・21の23時台に5.7から5.8に更新をしました。
熊本での震度6弱よりはましですが、それでもやり過ぎ。
参考)境有紀教授のページより、
胆振地方中東部の地震(2019/02/21)で発生した地震動
http://higaisuitei.html.xdomain.jp/eqreport/s1807.htm
震度5といったところでしょうか。
何よりまだ夜です。
一般論として、木造住宅の2階建ての1階は危険だということだけに気をつけてもらえればと思います。
北海道で眠るのに不安な場合は、家具が頭の上に落ちてこないことに注意をして、
2階で寝ましょう!
これが命を守るもっとも簡単で今すぐできて有効な対策です!

熊本での木造の壊れ方はこれです。1階がぺしゃんこになるのです。

熊本の地震での亡くなったパターンはほぼこれと言い切っていいのです。

関連)
繰り返される気象庁の誤報?熊本地震では最大震度は震度5弱!
http://www.耐震.top/article/463508807.html
それにしても震度6弱というのは多くの木造の家が傾き、壊れるというイメージのものです。
これでは北海道に観光に行こうと思っていた人がキャンセルしても仕方がないように思います。
気象庁の発表は大げさにするのは最初の段階はいいのですが、どこかで、被害がなく、一般的な感覚から震度6弱の地震だったと最大値で北海道全体をイメージするのは正しくないことを自ら発信して欲しいと思います。いつまでも震度6弱のイメージのままでは北海道=地震で危険と認識されたままになってしまいます。
また、せめて、万が一の場合はどうすればいいのか?木造の2階建ての1階で寝なければ死ぬことはない(土砂災害は山裾などそういう場所以外は死ぬことはない)ということも併せて発信していくことが重要だと思います。
今の状態はまさに風評被害に近いものといってよいでしょう。
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