もはや誰も地震予知が可能と考えていませんが、では何をすればいいかを知らないのです

地震予知の100回中99回は失敗するというのは、100回やって1回ぐらいは当たって欲しいという単なる願望のレベルで100回に1回に何か意味があるものではないだろう。
また、林教授は何を根拠に、
予知の難しさが市民や行政担当者に正しく伝わっていないと指摘
と言っているのか不明なのだが、東日本大震災や熊本地震を経て、既に誰も学者は、そして気象庁は地震予知はできないと思っているのは確かだろう。
阪神淡路大震災と東日本大震災が予測できなかったことで、地震学会が予知はできないと発表したことは誰もが覚えているだろう。
もはや地震予知については、議論の余地はない。
問題は、では地震に備えて何ができるかという具体的な話だ。
それこそが問題で、それは決して誰も取り組まない、取り組めない耐震改修ではないはずだ。
自分の身を守るには何をすればいいのか?
その明確な答えが、木造なら2階で寝よう、という地震に備えて誰でも取り得る行動を明確、かつ、シンプルに伝え、普及することだと確信しています。
「2階で寝よう」
この言葉の普及が全てのカギになることは間違い無いのです。
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Yahoo!より、
地震予知失敗、100回中99回 南海トラフで学者回答
5/19(日) 18:47配信 共同通信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190519-00000101-kyodonews-soci
記事より、
・南海トラフ巨大地震について、事前に発生する時や場所、規模を正確に言い当てる直前予知を100回試みても99回程度は失敗すると日本の地震学者が考えていることが、林能成関西大教授(地震学)が行ったアンケートで19日、分かった
・観測データを基に危険性を判断するのが地震学者で、予知の実用化が不可能に近いことを改めて示す結果
・林教授は、予知の難しさが市民や行政担当者に正しく伝わっていないと指摘
・「突然の地震でも被害を少なくする防災を進めるのが先
・予知を防災の前提としてきた過ちを繰り返さないようにすべきだ」としている

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