防災グッズは間違いなく有効です。
ただし、大きな前提があるということを知っておかなければなりません。
それは、防災グッズが活躍するのは、大地震の後に、生きている、ということです。
大地震で実際に人がどのように死ぬのかということに多くの「防災の専門家」は考えが及んでいないという気がしてならないのです。
大地震で死ぬというのは地震発生後、ほぼ一瞬なのです。
ほとんどのケースは、夜、木造住宅の2階建ての1階に就寝中に大地震が発生して、2階が寝ている上から落ちてきて1階はぺしゃんこになって圧死をするというものです。熊本地震でも本震はこのパターンです。
大地震が発生してからぺしゃんこになるまでの時間は多くの場合、たったの数秒です。
激しく地面(床)が揺れる中、寝起きの状態で這って移動するのがせいぜいできること。数秒ではとても避難など無理です。
大地震の際の木造住宅の崩壊は、まさに一瞬。これが現実なのです。
この一瞬を逃れることができれば、きっと、防災グッズは役に立つと思います。
そのためには日ごろから、
2階で寝よう!
これが一番大事な防災対策なのです。
Yahoo!より、
自分自身と家族の命を守るために!持っておくべき5つの護身グッズ
7/15(月) 11:45配信 LIMO
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190715-00012110-toushin-life&p=2
記事より、
元号も令和になり新しい時代が歩み出しました。平和な時代を望む一方で悲惨な事件や事故も相次いでいます。あなたや大切な人の命を守るためにどうしたらよいのか? 真剣に考えるべき時代になっているようです
今回は、「あなたや大切な人の命を守るために! 持っておくべき5つの護身グッズ」について詳しくご紹介します。
【持っておくべき5つの日用品1:防犯ブザー】
防犯ブザーは必ず持っておいてください。「いざ」という事態に遭遇した時! 防犯ブザーで命を守ることはできませんが、周囲へ緊急事態を知らせることができます。
<持っておくべき5つの護身グッズ>
⒈防犯ブザー
⒉催涙スプレー
⒊フラッシュライト
⒋バッグ
⒌逃げやすい服装
この5つがあなたや大切な人の命を守るために! 持っておくべき護身グッズです。凶悪犯罪は決して他人ごとではありません。「あなたや大切な人の命は自分で守る」という意識で取り組んでほしいと思います。
全くその通りです。他人事ではないのです。
でも、逃げやすい服装の前に、死なない部屋に寝ることが大切です。
大地震で命を落とすのはマンションではなく、木造住宅、かつ、1階で寝ているときなのです。
防災対策の第一歩は、2階に寝ることなのです。
防災グッズの話を聞くときには、2階に寝る、がまずあってのことなんだなと覚えておいていただければ幸いです。
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