台風の最中に地震、震度4、マグニチュード5.7が千葉県で発生しました。
こうした複合災害はあまり例がないもので、また、防災を考える中でも行政としては想定をしたくないものです。
しかし、2019年10月12日午後6時過ぎに千葉県では台風19号が接近するなかでの大地震が発生。
激甚災害の指定がされたばかりの千葉県。まだブルーシートが貼られて本格修理を待っている状態です。
そこに、台風19号の最中での大地震が発生したのです。
これはなかなかの衝撃的な出来事です。
千葉県はすっかり災害常襲県という位置付けになってしまったのです。
しかし、災害は突然襲ってくるものです。
水害、つまり浸水に対しては逃げ遅れた場合は2階に避難することです。
また、地震についても同様に2階に避難することが身を守るためには有効です。
厄介なのは台風なので屋根を持っていかれてしまう可能性が否定できないことです。
それでも、災害に極めて脆弱な木造住宅においても、地震と台風から少しでも安全を確保するのであれば、2階で寝よう!
これは変わりません。
Yahoo!より、
千葉県で震度4 M5.7 津波の心配なし
10/12(土) 18:24配信 ウェザーニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191012-00011235-weather-soci
記事より、
10月12日(土)18時22分頃、千葉県で最大震度4を観測する地震がありました。
震源地は千葉県南東沖で、震源の深さは約80km、地震の規模(マグニチュード)は5.7と推定されます。
この地震による津波の心配はありません。
■震度4
【千葉県】
鴨川市
■震度3
【千葉県】
千葉美浜区 船橋市 館山市 木更津市 勝浦市 市原市 君津市 南房総市 山武市 いすみ市 大網白里市 睦沢町 長南町 大多喜町 御宿町 鋸南町
【東京都】
東京千代田区 三宅村
【神奈川県】
横浜中区 横浜港北区 横浜旭区 厚木市
【静岡県】
東伊豆町 河津町
参考)防災科研より、
http://www.kyoshin.bosai.go.jp/kyoshin/instant/
震度の順番に並べてみたものが以下。
実は計測震度は平塚がトップとなっています。千葉県では鴨川市で3番目です。
台風と地震の発生に関係があるのかもしれません。
台風は低気圧であり、地面の上のものを持ち上げるという性質。さらには磁場の関係もあるのかもしれません。
地震についてはわからないことが多いので何とも言えませんが。
一つ言えるのは、台風と地震の複合災害という最悪の想定をしなければならないという可能性が明らかになってしまったことです。
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