震度というのはもともとは建物内に居る人がどれぐらい揺れたかということを表すものだった。
今では地震計を使って機械判定をしているのだが、その地震計はさまざまな場所に設置されており、メンテナンスも放置されているものが多いのが現状。
そうした不適切な(でたらめな)地震計の記録をそのまま震度5強などと発表する気象庁は、その仕組みを知っていながら発表するのだから極めて悪質だ。
震度はそもそも外国人には意味不明で通じない。
国際化への対応という意味でも、今後は震度は参考程度で発表し、地震の規模を表すマグニチュードとすることが必要だろう。
2019年で震度を地震の大きさを判断する目安として発表、報道するのは止めにしてもらいたいと切に願うところです。
NHKNEWSWEBより、
震度5弱以上の地震 ことし国内で9回発生
2019年12月30日 6時50分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191230/k10012231901000.html?utm_int=news_contents_news-main_003
記事より、
ことし国内で震度5弱以上の揺れを観測した地震は9回発生し、6月に山形県沖で発生した最大震度6強の地震では、けが人や建物の被害が相次ぎました。気象庁は「被害をもたらすような地震は、いつ、どこで起きてもおかしくない」として、日頃の備えを呼びかけています。
気象庁によりますと、ことし国内で震度1以上の揺れを観測した地震は、今月25日までに1539回発生しました。
このうち震度5弱以上の揺れを観測した地震は、合わせて9回発生しています。
1月3日には熊本県でマグニチュード5.1の地震が発生し、和水町で震度6弱の揺れを観測しました。
総務省消防庁のまとめによりますと、この地震で4人がけがをしたほか、60棟の建物で一部が壊れる被害が出ました。
6月18日には山形県沖を震源とするマグニチュード6.7の地震が発生し、新潟県村上市で震度6強、山形県鶴岡市で震度6弱の揺れを観測し、沿岸には一時津波注意報が出されました。
けがをした人は重傷者9人を含む43人。ブロック塀の倒壊や屋根瓦が落ちるなどの被害が相次ぎ、住宅被害は1650棟にのぼりました。
気象庁は「被害をもたらすような地震は今後いつどこで起きてもおかしくない。家具の転倒防止や備蓄など、改めて日頃の地震の備えを確認してほしい」と呼びかけています。
この気象庁のコメントにもあきれてしまう。
「被害をもたらすような地震は今後いつどこで起きてもおかしくない。家具の転倒防止や備蓄など、改めて日頃の地震の備えを確認してほしい」
いやいや、人が死ぬのは2階建ての住宅で1階が崩壊して2階が頭の上から落ちてきて押しつぶされてしまうからであり、家具の転倒防止はしたほうがいいものの、上から落ちてくる2階を支えられるものでもないし、家具の重さなんて2階の重さとは比べ物にならないもの。
地震で死ぬときは数秒の世界なので、避難経路をというのもほとんどの大地震の場合は意味がない。
どういうふうに大地震の時に人が亡くなっているのかについて、もっと気象庁は目を向けることが必要だ。
このブログの結論は、そうしたことを踏まえて、
「2階で寝よう!」
というメッセージを発信しています。
2階で寝よう!
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