地震災害、津波災害、土砂災害、洪水などの災害については多くは繰り返されている。
しかし、その再現期間は40年、また、100年、1,000年単位などで、当然ながら再現期間が長ければ長いほど、今、その場所に住んでいる人、訪れた人にはその災害の記憶が残っていないということになってしまう。
国土地理院より、
https://www.gsi.go.jp/bousaichiri/denshouhi_datainfo.html
自然災害伝承碑データの提供について
提供データの説明
提供可能な自然災害伝承碑データは、地理院地図で公開している自然災害伝承碑について、日本全国の下記項目データを1ファイルにまとめたものです(GeoJSON,CSV形式)。
・ID
・碑名
・建立年
・所在地
・災害名
・災害種別
・伝承内容
・自然災害伝承碑アイコンの位置座標(10進経度、緯度)
こうしたもので、実際の地図上に自然災害の起こった場所を核にすることが可能だ。
実際に、ダウロードしてみると、
{ "type": "Feature", "properties": { "ID": "01204-001", "碑名": "美瑛川治水竣功記念", "建立年": "1958", "所在地": "北海道旭川市西神楽南1条3丁目", "災害名": "昭和22年8月洪水(1947年8月15日~16日)", "災害種別": "洪水", "伝承内容": "昭和22年(1947)8月15日~16日の豪雨は、大正4年(1915) に次ぐ約30年ぶりの大洪水となり、尊い命が犠牲になったほか家屋の浸水、田畑の流出等の被害が発生した。" }, "geometry": { "type": "Point", "coordinates": [ 142.390215, 43.681137 ] } },
といった風にデータが作られている。
この、美瑛川治水竣功記念という碑をGoogle Mapsで見てみると以下のようになる。
なお、このためには変換が必要で、
142.390215, 43.681137
これから、
43.681137,142.390215
緯度、経度の順番が逆なので、入れ替えます。
グーグルマップより。
このように、Google Mapで場所を確認することができます。
危ないところが分かるのが、自然災害伝承碑。
活用したいものです。
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