14日は当初は本震と考えられていた。しかし、それは誤りであることが分かった。
この前震だったのに本震と間違えたことで、もうこれ以上大きな地震は、余震だから、来ないだろうと安心して自宅に帰った。
そして、4月16日の深夜、いつものように木造住宅の1階で寝たために、本震で2階が頭の上から落ちてきて多くの人が亡くなった。
この現実を正しく理解して、教訓にすることが必要。
そのためには死者がほとんど出ていない4月14日で熊本地震から6年って、とんでもない間違いだ。
<熊本地震の被害の写真、2階建ての木造住宅が悉く1階(平家)になってしまっているのがわかります。>
Yahoo!より、
犠牲者悼む竹灯籠 益城町の仮設団地 熊本地震6年
4/14(木) 20:52配信
時事通信
https://news.yahoo.co.jp/articles/935b08983830cb22de1380cfdebe12d0ac47df74
記事より、
熊本地震から6年を迎えた14日夜、関連死を含め45人が亡くなった熊本県益城町の「木山仮設団地」で追悼行事が開かれ、手作りの竹灯籠約500個に火がともされた。
団地内の広場に集まった住民やボランティアら約20人は地震発生時刻に合わせて黙とうをささげ、犠牲者をしのんだ。
熊本地震については、Wikipediaより、
4月14日21時26分、熊本県熊本地方を震央とする震源の深さ11 km、気象庁マグニチュード (Mj) 6.5、モーメントマグニチュード (Mw) 6.2[4] の地震(前震)、益城町で震度7を観測
その28時間後の
4月16日1時25分には、熊本県熊本地方を震央とする震源の深さ12 km、Mj7.3、Mw7.0[4] の地震(本震)が発生、西原村と益城町で震度7を観測
Mj7.3 は1995年に発生した兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)と同規模
というもの。夜の9時の地震と夜中の1時の地震では眠りについてしまった夜中の地震の方が咄嗟の対応ができないためにずっと危険だ。
だから、被害者が多数出たのは4月16日の地震(本震)なのだ。
この前震を本震と間違えた気象庁の汚点は歴史に刻まれることになった。
余震という言葉を気象庁が使わなくなったきっかけが、熊本地震だ。
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