2階で寝て下さい、2階で過ごしてください。令和6年能登半島地震への対応ですぐできる、すぐすべきこと。
まず、これが大事。
テレビを見てもらうとすぐ分かるのですが家屋が倒壊する、というのは何か?
2階建ての木造住宅が1階、つまり、平屋になっているという映像がたくさん見られるはずだ。
これは1階がペシャンコになっているということ。
1階にいたら・・・死んでしまう可能性がある、ということ。
建物が倒壊している、という表現よりも、
2階建てが1階(平屋)になってしまっている!
1階がぺしゃんこになっている!
といった表現を使ってほしい。
倒壊、というとどうしても今回、輪島市で倒れた7Fのビルのように倒れ込むイメージ。
だが、木造住宅の被害で典型的なのは、1階がペシャンコになってしまうものだ。
これ、一度耳にすると簡単に覚えられると思うので、ぜひ、大地震で1階がペシャンコになる、という表現を覚えて、広めてほしい。
そして、2階で寝よう、2階で過ごそう、ということがアクションとしてできること。
とてもシンプルなのです。
命を守る具体的な方法が、2階で寝る、2階で過ごす、です。
<English Version>
Please sleep and spend time on the second floor. This is an immediate and necessary response to the Reiwa 6 Noto Peninsula earthquake. First, this is crucial. As you can see on TV, what does it mean when a house collapses? You should see many images of two-story wooden houses becoming single-story. This means the first floor is completely flattened. If you were on the first floor... there's a possibility you could die. Instead of saying the building has collapsed, we should say: "A two-story house has become one-story!" or "The first floor is flattened!" When we say collapse, it brings to mind images like the 7-story building that fell in Wajima City. But typically, in wooden houses, the damage is the first floor being flattened. This is easy to remember once you hear it, so please remember and spread the phrase "In a big earthquake, the first floor gets flattened." And sleeping and spending time on the second floor is an action you can take. It's a very simple way to save your life.
その他 今回の令和6年能登半島地震の当初の報道において、逃げ遅れた方が建物の下敷きになっている、といった報道での表現があったが、ナンセンスなので酷いと感じた。なぜなら震度7クラスで揺れた場合は、とても立ってられない。また、建物がペシャンコになるのに木造住宅なら10秒もかからない。普通考えてとても逃げ出せる話ではなく、そのような状況を知っている人間ならとても逃げ遅れた、つまり、逃げなかったのが悪いという印象を与える言葉は決して使わないはずだ。
参考)熊本災害デジタルアーカイブ
1階部分がつぶれた建物
https://www.kumamoto-archive.jp/post/58-99991jl000890f
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