能登半島地震、被災地の2次避難が進んでいる

能登半島地震で被災地の2次避難が進められている。
議論はあるものの、雪も降る中、雑魚寝の避難所で長く過ごすことは、明らかに体に良くない。
しかも地震はまだまだ続いている。
精神的にも厳しい。
また、いずれにしても大学などでは金沢方面に子供たちは出て行く。
それを加速するという側面があるものの、これは被災前から同じだ。
震災はそうした現実を加速するだけ、という側面はある。
議論は尽きないことは確かだが、命には代えられない。
まずは、逃げることが大切だろう。

令和6年能登半島地震における被害と対応について(第30報)(2024/01/13 16:00現在)

https://www.mlit.go.jp/common/001717694.pdf

これより、
3 一般被害情報(消防庁 HP 1/13 12:00 時点)
○人的被害
・死者 215 人(石川 215)、重傷 228 人(新潟 5、富山 3、石川 220)
○住家被害
・全壊 656 棟(新潟 11、富山 16、石川 629)、半壊 424 棟(新潟 347、富山 33、石川 44)
石川県での死者は215人だ。

Yahoo!より、
雪の中、被災住民ら2次避難 「生まれた地、離れたくないが」 珠洲市
1/13(土) 20:34配信
時事通信
https://news.yahoo.co.jp/articles/774b09d2aa1b28e6ca73c0e36a0cb2a65a1c65da
記事より、
 能登地震で大きな被害を受けた石川県珠洲市では13日、雪が降りしきる中、避難所となっている市立若山小学校から約20人が次の避難先となる宿泊施設に向け、バスで出発した。

 市内では公共施設など60カ所に約4400人が身を寄せており、本格的な2次避難が始まっている。

 「家の中はぐちゃぐちゃで住めないし、仕事もない。この雪でひどくなると思う」。元日から若山小で過ごした女性(60)はこう語り、2次避難を決めたという。

 政守徳子さん(63)は「睡眠不足でしんどい。ゆっくり寝たい」と疲れた様子。地震で住む家はなく、珠洲市にはもう戻らないかもしれないとこぼす。「生まれたこの地は離れたくない思いもあるが、怖い。何千万円もかけて家を建て直せない」と肩を落とした。

 一方、2次避難をためらう人もいる。若山小に家族で避難しつつ、寝る時だけ家に戻っているという会社員の駒田裕和さん(48)は「妻が災害対応の仕事で離れられず、残しては行けない」と話した。中1と小2の娘がいる。「娘2人の今後を考えると、大学や短大の多い金沢市などに家を建てたり借りたりする方がいいのではないか」とも語った。

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