地理情報、つまり、場所の情報は災害時に極めて重要

地理情報、つまり、場所の情報は災害時に極めて需要だ。
つまり地図上に示すこと。
地図を見て必要な情報が引き出せること。
丸山知事の苦言は、ごもっともだ。
しかし、これを島根県で災害があった際に適切に対応するには、避難所などにあらかじめ位置情報をつけておくことが大切。
また、適宜、位置情報を付した情報を共有できるようなツール、プラットフォームが必要だ。
スマートフォンやタブレットの活用も重要。
もはや、メディアはこれまでの伝え方だけでは不十分。
地理情報とセットで発信しなければ、すでにSNSでは当たり前になっている地図との連携などで完全に遅れているし、また、情報としても使いにくいものとなっている。

なお、
能登半島地震においては、
令和6年能登半島地震 道路復旧見える化マップ
として、以下、国土交通省が公表している。
https://www.mlit.go.jp/road/r6noto/index2.html


ITSーJAPANのサイト、こちらの方がシンプルで通行実績が見やすい。
http://disaster-system.its-jp.org/map4/map/


トヨタの通れた道マップ、1月1日から提供されている。
https://www.toyota.co.jp/jpn/auto/passable_route/map/


地図上に被災地に写真を落としたものもある。
https://storymaps.arcgis.com/stories/2bc590f78bb84266881801840a76cdfa

Yahoo!より、
「ミスリードがあったんじゃないか」丸山島根県知事 能登半島地震報道に苦言
1/11(木) 17:42配信
BSS山陰放送
https://news.yahoo.co.jp/articles/602832974c9ffd961fcff260dae11482893c8720

島根県の丸山知事は11日の記者会見で能登半島地震について、報道の在り方に苦言を呈しました。

丸山達也 島根県知事
「食料が届いたとか炊き出しの支援が来てるとか、良い情報の報道がありますけどそれはいったいどこの場所のことなのかっていうことを同時に地図で示してもらわないと凄くミスリードがあったんじゃないかと私は思います」

最も被害の大きい沿岸部ではいまだ孤立している集落も多い中、まるで全体の状況が良くなっているような報道が多くあることを指摘しました。

丸山達也 島根県知事
「一番厳しい、まだ支援が行ってないところだって支援が戻ってきてるかのような誤解をする国民が発生するような報道が続いている。そういう現状が伝わってない報道になってるのは、私は報道の反省点だと思いますよ。」

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