阪神・淡路大震災から30年。今後の大地震対策にむけてはまず2階で寝ることからスタートするのが合理的。

阪神・淡路大震災から30年。
今後の大地震対策について様々な情報があるなかで、死なないためには、という話題が少なすぎないと感じないだろうか?
阪神・淡路大震災の教訓は、古い木造住宅の1階で多くの人が圧死で亡くなった、ということだ。
これは、図で示せば以下の通り。
Dead-or-Alive.gif
これに尽きる。
熊本地震、能登半島地震、令和6年能登半島地震といずれも同じパターンで多くの人が亡くなっている。
この現実を踏まえて、また、耐震改修が進まないことを踏まえると答えはクリアだ。
古い木造住宅が大地震の際に1階がぺしゃんこになって命を落とす可能性は極めて高い。
事前対策しかないのだが、耐震改修をする人は圧倒的に少ない。
これは、古い建物は高齢者が所有、居住しており、もうそんなにお金をかけていつくるか分からない地震のための対策なんてできない、ということからだ。
しかし、上記をよく理解していれば、耐震改修はしないけれども、せめて夜の間は安全な2階で過ごすということになるだろう。
この単純な話を教訓として、古い木造住宅が全て耐震化されるか除却させるまで命を落とさないような活動として、2階で寝る、から実践をして欲しいものだ。

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