2017年10月から静岡地震地域係数Zs=1.2が設定されています(静岡県下の建物は1.2倍地震に強い!)。

耐震性を考えるときにその地域の地震の発生確率などを考慮した地震地域係数Zというものが定められています。 この係数は地域によって0.7,0.8.0.9,1.0のいずれかに法律で定められていますが、平成29年10月1日から、これを割り増しするという条例が初めて静岡県で施行されました。 これが静岡地震地域係数(Zs)というもので、Zs=1.2と通常の静岡県で定められた地震地域係数1.0の1.2倍に…

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日本ではマンションやホテルでは大地震でもほとんど人は死なないというのが真実です。古い木造住宅の1階に寝ることが大地震の際に人の命を奪うのです。

日本では鉄筋コンクリートのマンションでは大地震でほとんど人は死なない 鉄筋コンクリートのマンショやホテルでは大地震ではほとんど人は死なないというと?と疑問の顔をする人がいるのですが,こんな当たり前のことがまだまだ日本では常識ではないようです. そもそも建物というものはシェルターとしての役目がなによりも第一です。 特に日本では地震と台風と水害、そして放火が多いのですが火災。 最近は竜…

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「地震の間」という免震建物が彦根城で約200年前に作られています

今回は昔の話。 日本は昔から地震列島であり、地震への対応についても歴史があるのです。 その一つが滋賀県彦根市にある彦根城において「地震の間」を設けたこと。 「地震の間」は家の中の一部屋ということではなく、彦根城の楽々園の中にある建物群の中にある平屋の建物であり、楽々園に、今で言えば免震工法を用いた耐震性のある建物をつくった、というものです。 実際の用途は茶室ということのようです. それ…

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日本では耐震性が低いマンションでも大地震で人はまず死なない

2階で寝るというのは木造住宅における話です。 ツーバイフォーの住宅やさらにはへーベルハウス(プレキャストコンクリート)や積水ハイム(重量鉄骨)といった非木造の住宅については当てはまりません。 さらに果たしてマンションでは大地震があると人は死ぬのだろうか?という疑問があると思います。 実はこういう情報はほとんどないというのが現状なのです。 例えば、ネットで調べてみると、数少ないのですが以下…

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