応急修理と耐震改修を同時にできないか?

地震後に、応急修理という仕組みがある。 これは、全壊とされたとしても多少直せば住める住宅を応急的に修理することで、生活環境の確保の困難な避難所や応急仮設住宅(応急住宅)の供給戸数を減らそうというものだ。 今回の令和6年能登半島地震では70万円の補助が出る。 一方で、耐震改修の補助金というものもある。輪島市は150万円、珠洲市は200万円。 以下が関連部局。 https://www.…

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被災住宅の復旧時に耐震改修補助を受けることは可能です!

千葉県の台風15号で多くの瓦屋根の被害がでました。その数約2万棟と発表されています。 しかし、昨年度も台風21号では10万棟近くもの瓦屋根の被害が出ており、台風常襲地の日本、千葉県では当たり前のことです。 しかも、損害が出ているとは言え、多くは保険で対応されています。 今回の台風15号のような台風災害は日本では度々あることです。 バカ騒ぎしないで、もっと冷静に対処する必要があります。 …

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リフォームで特に気をつけてほしいこと

リフォームで特に気をつけてほしいことがあります。 どうしてもリフォームの動機は壁が汚れてきたから、室内が汚れてきたから、設備が古くなってきたからといった見た目にこだわりがちです。 メンテナンスという意味ではそれは結構なことなのですが、せっかく、古くなり外壁もまた屋内の壁などを取り換える時には、合わせて、目に見えない部分にも気を配って欲しいのです。 目に見えるところをリフォームするついでに目…

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Los Angeles Cityの木造のソフトストーリー耐震改修プログラム

アメリカのカリフォルニア州の耐震改修の取組みがネットで広報されています。 PDFで誰でも見ることが可能で、2018年3月21日付のプレゼンテーション資料は日本の耐震改修を考える上でも参考になります。 ターゲットは、木造のソフトストーリー(soft-story)です。 WOOD FRAME SOFT-STORY RETROFIT PROGRAM CACP Presentation M…

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市区町村の耐震改修の補助金で自己負担分のみを用意すればいい「委任払い」の制度があるとラッキーです。

耐震改修の工事費について、多くの市町村が補助金を出しています。 例えば、100万円かかったら、50万円を補助してくれるなどです。自己負担分は50万円ということになります。 ところでこうした補助金については、一つのハードルがあります。 それは、仮に100万円がすべて耐震改修の工事の費用だとして、50万円については市町村から補助金が出る(その一部は国費のケースが多いです)のですが、耐震改修の工…

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大地震に備えて2階で寝るとともに地震保険に加入するというのは合理的な行動です。

大地震で建築物の倒壊が怖いので2階で寝ることにし、助かった後の住宅の修理等のために地震保険に入るのは合理的であり、そこまで考えているのなら大丈夫なのです。 そもそも地震に際して倒壊が怖いと闇雲に怖がるから話がデタラメになるのです。 耐震診断などをしなくても木造住宅では1階がぺしゃんこになって壊れることは明らかなのです。 ですから、対処方法は2階で寝る。 これで命を守る対策は十分できます。…

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内閣府の調査から判明!2000年以降に建築された住宅も耐震改修を実施?

1月27日に公表された内閣府の「防災に関する世論調査」を読み解きます。 この調査は防災一般について問うた世論調査です。 実は、耐震の観点から見ると、突っ込みどころが満載で、前回は耐震診断の実施状況について触れましたが今回は耐震改修についてです。 前回はこの調査で耐震診断を実施していない人が51.5%という数字が概要版でも取り上げらえれ、マスコミにより、そのまま報道されていますが、実際は…

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