2019年1月3日18時の熊本での地震の規模は3年前の熊本地震の2000分の1レベルなのです!

2019年1月3日18時の熊本での地震の規模は3年前の熊本地震の2000分の1レベル。マグニチュード7.3と5.1の違いというのはそれほど大きなものなのです。 例えば、マグニチュード5.0とマグニチュード7.0では数字は2しか違わないのですが、エネルギーの大きさではマグニチュード5.0というのはマグニチュード7.0の1000分の1、つまり、0.1%に過ぎないのです。 ちなみに、マグニチュード…

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地震の時に安全なのは2階、九州大学による熊本地震の教訓『九州の防災~熊本地震からあなたの身の守り方を学ぶ』に書かれているのに紹介されない現実

真実と書きながらも、実は『九州の防災~熊本地震からあなたの身の守り方を学ぶ』は購入できず中身を見ることができなかったので、実際に2階が安全という情報はあるかもしれないのですが・・・ <追記>以下、推測で書いていたのですが、著者の杉本助教からご指摘をいただきました。タイトルや以下もそれに基づき修正をしました。コメントにあるように、1階は危険だという真実についてこの教科書では書かれたいうことです。…

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熊本地震の本震は4月14日ではなく、あくまで14日は前震です。4月16日が本震だからです。

2018年4月14日が熊本地震から2年というのは適切とは言えないでしょう。 なぜなら、2016年4月14日を本震として気象庁が報道したのは明らかな間違いだったからです。 後に気象庁は2016年4月16日の震度7の地震を本震だったと発表し、併せて、4月14日の地震は本震の前の地震であり本震よりは規模が小さい「前震」だったと発表したのです。 なお、この訂正に際して私の記憶では、気象庁からの謝罪…

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熊本地震を始めとする日本の過去の地震被害からの教訓とは「2階建ての木造住宅が大地震で1階建てになってしまう」ということです。

日本では、三大都市圏の都心部を除けば、ほとんどの持ち家は木造2階建て住宅です。 さらに、借家であるアパートもほとんどが木造2階建てアパートなのです。 これは、木造が安くて儲かるから、なのです。 特にアパートを木造にするのは建設コストが安いとともに木造の耐用年数が短く、税法上の減価償却が早いため投資において有利だからです。 アパートは新築時に家賃が最も高額ですが、その時に減価償却期間が短い…

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熊本地震の本震は4月16日未明に発生しました。つまり寝ているときに大地震が起こり1階で寝ていた人が亡くなったのです。

熊本地震の本震は4月16日未明に発生しました。震度は7です。 後から前震とされた地震が4月14日に発生しています。 この前震と呼ばれる地震の被害は大したことはありませんでした。 大勢の死者がでるような地震ではなかったのです。 しかし、この前震(後から前震と気象庁は呼ぶようになった)を本震と捉えて気象庁が報道機関に情報をばらまいたために、これ以上の大きな地震は発生しないだろうと考えて家に帰…

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応急危険度判定をする棟数は予め算定することができます~裾野市の例に学ぶ

被災建築物応急危険度判定制度というものがあります。 これは、何か法律に基づくものではなく、また、その判定結果にも強制力はない建築士を主としたボランティアによって行われるものです。 テレビで応急危険度判定の活動という映像を見た人にはそこまで理解が及ばないかもしれないのですが、あくまでボランティアによる活動なのです。 熊本地震においては、この応急危険度判定が個別の住宅の地震後の安全性について所…

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47都道府県のホームページでの応急危険度判定の解説をチェックする

応急危険度判定とは何か? 実はほとんどの一般の人、また、政治家、建築行政実務者、建築士、さらに資格のある応急危険度判定士でさえなかなか正確な理解をしていない応急危険度判定という仕組み。 応急危険度判定=被災(若しくは震災)建築物応急危険度判定制度について、47都道府県ではどのように説明されているのかをチェックしてみました。Ver0.2程度ですが、公開してみます。 ポイントは、他のエントリー…

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