能登半島地震、道路の復旧に数ヶ月から1年、それ以上かかる見通し

能登半島地震、道路の復旧に数ヶ月から1年、それ以上かかる見通しだという。 これは、当初から道路の復旧に時間がかかると言われていたことで、少し数字が出てきたということだろう。 復旧、復興には道路が欠かせない。 しかし、今回のような巨大地震が再び発生する可能性もあり、どのような復旧・復興をすべきかは熟慮が必要。 要するに時間がかかるということだ。 だから、今回は早々と2次避難を進めている。…

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看護師の負担を優先するか、被災者のQOLを優先するか?

避難所は特殊な場所だ。 それを当然のように考えるのはどうかと思う。 以下の記事では、 2次避難所となった宿泊施設で支援を行った保健師の瀧尾依乃さんは、避難者が個室で生活できる反面、1人1人の健康状態を把握しにくい課題を説明 とあるのだが、個室でないことによるストレスやそもそも寒い、トイレも我慢を強いられる環境などあらゆる面で避難所は不自由だ。 敢えて課題を上げればということだろうが、こ…

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被災地の高齢者による住宅再建にはリバースモーゲージの活用を

令和6年能登半島地震。 被災地は戸建て住宅がほとんどの地域だ。 自分の住んでいる家を再建したいという人がほとんどだろう。 そして、過疎、ほとんどが高齢者というのが今回の被災者だ。 同じ状況が平成30年豪雨災害の時にもあった。 特に、倉敷市の取り組みが参考になるだろう。 倉敷市が独立行政法人住宅金融支援機構とともに実施しているもの。 1000万円ちょっとで平屋の高齢者世帯のみの住…

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地理情報、つまり、場所の情報は災害時に極めて重要

地理情報、つまり、場所の情報は災害時に極めて需要だ。 つまり地図上に示すこと。 地図を見て必要な情報が引き出せること。 丸山知事の苦言は、ごもっともだ。 しかし、これを島根県で災害があった際に適切に対応するには、避難所などにあらかじめ位置情報をつけておくことが大切。 また、適宜、位置情報を付した情報を共有できるようなツール、プラットフォームが必要だ。 スマートフォンやタブレットの活用…

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能登半島地震、被災地の2次避難が進んでいる

能登半島地震で被災地の2次避難が進められている。 議論はあるものの、雪も降る中、雑魚寝の避難所で長く過ごすことは、明らかに体に良くない。 しかも地震はまだまだ続いている。 精神的にも厳しい。 また、いずれにしても大学などでは金沢方面に子供たちは出て行く。 それを加速するという側面があるものの、これは被災前から同じだ。 震災はそうした現実を加速するだけ、という側面はある。 議論は尽き…

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能登半島地震、安否不明者が減少中

令和6年能登半島地震。 安否不明者が減少している。 現在、死者数は213人。 安否不明者は37人にまで減った。 この数字は今後は行方不明者数になるかもしれない。 今回の地震で、2階で寝ることを推奨してきたのだが、寝ている時間と同じように1階に多くの人が長時間いるのであれば、1階にいてはいけない、ということが明らかになった。 しかし、2階で暮らそう、というのは生活が不便になりすぎて容易…

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2次避難場所の確保が進んでいる。

令和6年能登半島地震の2次避難所の確保が進んでいる。 さらに、公営住宅の一時提供についても進められており、このことで安心して過ごせる居住環境が被災者に提供できることになる。 被災地外(福井、石川、富山、新潟に設ける2次避難所が完全に被災地外かというとそうではないけれども)ということに課題があるものの、これから、まだ地震の続く、過疎地域をどのように復興していくかは大きなテーマだ。 中越地震の…

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